2022年8月

某日>僕の11冊目の詩集『愛する心に優しい花が咲く』が手元に届きました。僕の書いた題字ですが、カバーだけは題字のみピンク色にしました。その色が白地に映えてすごくいいのです。目立つ字ですし、可愛いし、優しい感じがするのです。表紙の横書きの題字と背表紙の縦書きの題字があるのですが、僕自身は背表紙の縦書きの方の字が好きです。

 題字はお気に入りの筆ペン『くれ竹万年毛筆 卓上8号』で、いつものようにコピー用紙に書きましたが、横書きは79枚、縦書きは26枚使いました。その中からそれぞれ1枚を選んで題字にしたのです。コピー用紙に書く前にもメモ用紙で試し書きをしましたから、そんな沢山書いた中からのあの字です。
 上手下手を言えば、上手ではありません。しかし、詩文書でもそうですが、自作の詩や言葉を作者自身が書くのですから、上手下手を超えた字であるとは思っています。
 ということで題字などの装丁が僕の詩集らしいシンプルなものになっています。でも、肝心の中身は本当に濃いものになりました。詩を書き始めて60年目になりますが、一人息子ができてから詩の方向が変わりました。それまでの自分自身の問題を考える詩から、他者のことを考える詩、他者の幸せを考える詩に大転換したのです。それからの33年間に書いた沢山の詩の中から120編(一行詩12あり)を選んでベスト詩集を完成させたのでした。しかもその中には初めて詩集に入れた新しい詩が40編があります。実はページ数などの制約があり、今までに好評だった何十編もの詩を割愛しています。ですが、今までの愛読者の皆さんにも新しい気持ちで読んでいただきたいから、新しい詩を入れたベスト詩集にしたのです。
 もしこの『愛する心に優しい花が咲く』(略称は『愛優』で、「あいやさ」と読みます)が何十万部も売れたら、ベスト詩集の後編としてもう一冊出せばいいと思っています。ですから、『愛優』が大好きになった方は周りの方々へプレゼントするためにどんどん買ってくださいね。

某日>と言うより、8月24日です。ABCラジオの『桑原征平 粋も甘いも』で、征平さんが『愛する心に優しい花が咲く』を紹介して、そのあと詩「大人としての責任」を朗読してくださいました。昨年9月にも同番組で『教育詩集』を紹介して褒めてくださいました。感謝しています。ありがとうございます!

某日>『愛する心に優しい花が咲く』の中に「長井孝夫さんへ」という詩がありますが、その長井さんからの出版祝いをいただくために堺市へ行きました。堺市へ行くなら何十年も前から行きたかった店で昼食を、と思って長井さんと行きました。料理は味濃いめでご飯がもう一つだったので、7点満点の3.5点でした。自宅から近いならもう一度確認のために行くかもしれませんが、遠いので二度と行かないと思います。
 出版祝いの焼酎『森伊蔵一升瓶』とお土産の名物和菓子『くるみ餅』をいただいて帰りました。
某日>ツイッターを書く熱が冷めてきたので、僕のツイッターの第2期を閉じてしばらく休んでみようかと考えているところです。たぶん、詩集『愛する心に優しい花が咲く』を13カ月半かけて仕上げた疲れと、出来上がった詩集が想像以上の出来だったのが原因かと思います。
 13カ月半毎日仕事を頑張ったということではないのですが、13カ月半気持ちをより良い詩集を仕上げることに向け続けたことが大きな疲れになりました。
 そしてその疲れとは別に、最高の詩集を完成させたことで、僕に残されたエネルギーと時間をどう使うべきかをしっかり考えて動き始めないといけないと思っているのです。
 もう少し考えて、ツイッターを休むときはその旨ツイートします。

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