2006年9月

 

某日> 1年に1冊の本を出そう、と考えていたのに、この約1年に3冊出した。来年から年1冊にしたら、60才までにちょうど10冊になる。60才になったら、のんびり好きな時間を過ごしながら、もし書きたいものがあったらそれを書いて本にする。で、70~74才くらいで人生を終える(かも)、というのが今の予定だ。「人生を楽しもう」という詩に書いたが、思いもよらないことがあるのが人生だから、予定はあくまで予定だと思っている。現に、1年1冊が3冊だもの。

 

 

某日> 紀伊国屋書店京橋店でスゴイポップを付けていただいていたのを見て驚いた。
「当店の“詩集コーナー”で
 1年以上1番売れている本
 『愛することと優しさについて』
 京橋店で170冊以上売れてます!!」
というものだった。売れているのは分かっていたが、まさか年間通しての第1位なんて。そこで、子ども出版のKさんに紀伊国屋書店梅田本店の順位を訊いてもらった。またまた驚いた。梅田本店だけで1年間に644冊で、2位、3位を大きく引き離してのダントツ(断然トップ)だったそうだ。この本『愛することと優しさについて』は、出版をお願いした32社すべての出版社に断られ、結局、子ども出版という出版社まで自前で作って出版にこぎつけた詩集だ。それが、有名な詩人達の有名な詩集、その中にはミリオンセラーかつロングセラーの詩集もあるのに年間1位なんて。まず驚きだった。それに後れて喜びがわいてきた。そしてすぐに感謝の気持ちで一杯になった。僕の詩を支持してくださったすべての皆さん、本当にありがとうございました。これからも、誠実に詩を書き続けます。本当にありがとうございました。

 

 

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