書店の皆さんへ

 

 僕の詩集を置いてくださっている書店の皆さん、まっ白な詩集なので、ホコリやヨゴレに気を使わせてすみません。詩だけが読み手に真っ直ぐ届くようにと、出来るだけシンプルな詩集にしようとしたため、前書きも後書きもない“まっ白な詩集”になりました。そんな気持ちをお汲みいただいて、これからもよろしくお願いします。

 

 このホームページや僕の詩集を見て、「面白い詩集だなあ」と思ってくださっている書店の皆さん、ぜひ貴方の書店に詩集を置いてください。“全ての詩が1頁か見開き2頁に納まっているので一覧できる。”“全ての詩が横書きである”という珍しい詩集です。前述した“前書きも後書きもない。”を合わせると、たぶん本邦唯一の詩集だと思います。しかし、そういう形のことだけではなく、内容も、今までにない詩集だと思っています。友情、愛情、結婚、離婚、子育て、老い、教育、いじめ、家庭内暴力、性暴力、貧困、…。いろんなテーマの詩が127篇も入っています。その一篇一篇は、僕なりに考え抜いた詩で、“ただのつぶやき”というような詩は一篇もありません。沢山の読み手に出会いたいと思っています。よろしくご協力ください。

 そして勝手なお願いですが、僕の詩集はぜひ、「目立つ場所に、平積みで、ポップをつけて」置いてくださるように希望します。よろしくよろしくお願いします。

 いろんなことを言いましたが、書店の皆さんの働きがなければ、作品と読み手は出会えません。読み手を持たない詩は、死んでいるのも同然です。

 書店の皆さん、ぜひ、僕の詩集を読み手へ届けることにご協力ください。

 

 皆さんのご健康とお幸せを祈っております。

 

2004.5.16

髙木いさお

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