2025年11月

某日>東京で働く息子と久しぶりに大阪で会って、添人の道子さんと3人でランチを楽しみました。その席で生成AIについていろいろ説明してもらい、文章作成に活用するのではなく、食事をする店を幾つかリストアップしてもらったり、旅行の日程案を出してもらったりに使ってみることにしました。
 で、帰宅して早速『Google Gemini』と『チャットGPT』をスマホに入れました。もちろん無料アプリです。一応、ジェミニをメイン、GPTをサブで使い始めました。
 まず試しに、「ビル・エヴァンスのオリジナル曲を教えてください」とジェミニに質問しました。するとすぐに幾つもの曲がリストアップされました。ところがその中にNardis (ナーディス)という曲名がありました。実はこの曲はビル・エヴァンスが何度も何度も演奏して、何度も何度も録音していますが、作曲したのはマイルス・デイヴィスです。マイルスが自ら演奏することも録音することもしないのでエヴァンスのオリジナル曲だと思っている人も多いかもしれませんが、知っている人は知っているというマイルスの作曲作品なのです。
 そのことをジェミニに伝えたら、「失礼しました。その通りエヴァンスではなくマイルスの作曲でした。」という内容の返信がありました。
 ネットの検索情報だけでなく、Wikipediaでも誤りはありますが、やはり生成AIにも誤りはあるので、使うときには気をつけましょう!
某日>大阪ミナミの道頓堀の松竹座が来年5月に閉館となるそうです。
 調べたら、1923年(大正12年)5月に本格的洋式劇場として誕生して、映画上映や舞台公演を行なっていたとのことです。1945年(昭和20年)の大阪大空襲で道頓堀一帯が被害に遭ったときにも松竹座は奇跡的に大きな被害を受けなかったそうです。しかし老朽化のため1994年(平成6年)5月に映画館としての役割を終え、内部を全面改修して1997年に舞台専門劇場として再開場したとのことでした。
 僕がよく映画を観に行ったのは1970年代でした。渥美清主演の『男はつらいよ』シリーズの何本かをこの劇場で観ました。(このシリーズは2019年の第50作まであり、僕は確かその全てを観ていると思いますが、僕が一番好きなのは第3作『男はつらいよ フーテンの寅』で監督は森崎東で山田洋次ではありません。この作品は母と二人で観て、二人で大笑いしたこともすごく良い思い出です。)1974年には、大好きだった浅田美代子主演の『しあわせの一番星』もここで観ました。浅田美代子の演技の拙さに身内でもないのに画面を観ながら恥ずかしいと思ったことを覚えています。(僕は浅田美代子のポスターをどこかから剥がし取ってきて、その顔部分を切り取って机の上面に置いたガラス板の下に入れていました。彼女の可愛い顔が大好きでした。)
 もう一つ松竹座で忘れられないのは、1965年頃だったと思いますが、家族全員6人で『人間の條件』全六部一挙上映、上映時間合計9時間31分を2階最前列の中央で観たことです。多分一部二部の後と三部四部の後に休憩があったと思います。そのどちらかの休憩で買った弁当をみんなで食べました。
某日>正確には11月23日に、実業団女子のクイーンズ駅伝がありました。エディオンが初優勝したのですが、僕の関心の一番は三井住友海上の3区を走る不破聖衣来(ふわせいら)さんの走りを見ることでした。区間トップと1分06秒差の区間6位でしたが、後半になかなかの走りが見られたので少し安心しました。しかし前半の凡走、特にスローペース時の足の動きのギクシャク感は気になりました。スピードが上がるとギクシャクしなくなるのでコーチ、監督にはそこを改善してほしいと思いました。
 実は、3年前の彼女が拓殖大学の時に彼女に捧げる歌『セイラは走る』を作詞作曲して、それの弾き語りを録音して、彼女への手紙と詩集と録音USBを監督さん(監督さんへも手紙を書きました。)宛にお送りしたのですが、返事は全くありませんでした。
 僕は今でも、ウォーキングしながらスマホに入っているその歌を聴くことがあります。
      
        『セイラは走る』
   美しいフォームで 君は走り抜ける
   ストレートもカーブも リズムに乗せていく
     セイラは走る どんなコースでも
     風に向かい 風と共に 風に押されながら

   崩れないフォームで 君はいつも走る
   辛い時苦しい時 リズムを忘れない
     セイラは走る どんなコースでも
     風に向かい 風と共に 風に押されながら

某日>毎年、11月23日頃に京都へ紅葉を観に行くようにしているのですが、今年は『髙木いさお全詩集』がなかなか完成しないこともあるし、他の用事もあって、紅葉狩りはパスすることになりました。

 なお、先月のしじん月記で「1030編になりました」とお伝えした全詩集は、1031編にしました。後ろから読めば「いさお一人」となり、僕のような詩を書く詩人が世界中で一人だということを表すことにしたのです。

 世界で最高の詩人だとは思っていませんが、唯一無二の詩人であることは間違いないと思っています。

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