2022年10月

某日>毎日新聞の記事で、『すかいらーくグループ』の創業者で現在はそこを離れ『高倉町珈琲チェーン』を創業し、代表取締役会長として経営しておられる横川竟(きわむ)さんのことを知りました。取締役副会長の鬼澤修さんの「安全・安心な食材を使って、おいしい料理を手頃な価格で提供する。それによって大勢の人に足を運んでもらい、あがった利益を働くみんなで分かちあう。それが横川の思想」という発言を読んで感動しました。こんなチェーン店経営者がいることに驚きました。
 高倉町珈琲のホームページの中にある『高倉町珈琲の思想〜横川竟のささやき〜』というエッセイ全136編を読みました。そして、横川さんへ感動と共感のお手紙を詩集『愛する心に優しい花が咲く』と一緒にお送りしました。
 9日後に『愛する心に優しい花が咲く』40冊のご注文をいただき、子ども出版からお送りしました。このご縁が広がり深まることを心から願っています。
某日>久しぶりに靱公園のテニスコート近くの『ブック&カフェ喫茶去』さんへ行きました。「喫茶去」は「きっさこ」と読み、「お茶を召し上がれ」というような意味のようです。このお店でランチした後、『こどものためにあいうえお』〈改訂版〉のゲラのチェックを子ども出版の晶ちゃんとさせていただいたのは2019年7月6日でした。その日以後、子ども出版のスタッフや僕が時々伺っています。本棚には、完成した『こどものためにあいうえお』〈改訂版〉だけじゃなく、『愛する心に優しい花が咲く』と『らぶそんぐ』の計3冊の詩集を置いていただいています。
 靱公園やその近くへ行かれる方は、ぜひ喫茶去さんで僕の詩集を手に取ってくださいね。静かでほっこりした雰囲気の素的なお店ですよ!
某日>2020年11月28日に購入しましたが、新型コロナもあってほとんど使っていなかったデジカメ一眼の富士フイルムX-S10をメインカメラとして活用し始めました。もちろん今まで通り、ご近所の散歩撮影はSONY製コンパクトデジカメのサイバーショットDSC-RX100M6を活用しますが、ぼちぼち京都や大阪での写真撮影を再開して、『詩と写真のポストカード』100種完成へエンジンをかけることにしたのです。
 2020年秋に第1期20種を完成した僕のポストカードは、詩集『愛する心に優しい花が咲く』を作ることに集中したこともあって約2年間も新作無しの状態でした。これでは生きている間に100種完成はできません。
 ということで、ぼちぼち写真家としての活動を頑張ります。第2期16種の完成は2023年中だと思います。皆さんが今までの第1期20種の『詩と写真のポストカード』を購入してくださることが、第2期完成への応援になるのでよろしくよろしくお願いします!
某日>連続テレビドラマ『東京ラブストーリー』(1991年全11話)の何回目かの再放送が始まりました。添人の道子さんと2人で3度目の鑑賞をしています。
 第2話のラストでリカがカンチを喫茶店で待つシーンがあるのですが、リカは店内と閉店後の店外で合計3時間45分カンチを待ち続けます。観る人を感動させるシーンです。
 初めての『東京ラブストーリー』体験は、再放送を幼児の息子も一緒に家族3人で観たのですが、このエピソードのシーンを観てすぐ、道子さんは「君は半年待ったもんね!」と息子にも聞こえるように言いました。
 僕は、学生時代の元彼女に4月に会った時、「僕ごくたまにある残業以外は真っ直ぐ家に帰るから、6時10頃に香里園に着くし、15分ほど毎日改札出た所で待ってるよ。いつでもいいから来てね。」と言いました。その翌日から、平日の月曜日から金曜日まで毎日待ちました。彼女は来ませんでした。秋になって偶然彼女に会った時、話していて彼女が「毎日待っている」と僕が言ったことを覚えていないことに気付きました。僕はそのことは話さずに帰宅して、翌日からは待つのをやめました。
 僕は、付き合い始めた道子さんに「掃除と人を待つのが僕は嫌!」と言った時に「でも半年待ったことがあったけどね」とこの話をしたのです。
 待った話をもう一つします。
 学生時代。彼女と香里園の駅ホームで朝の9時か10時頃に待ち合わせをしました。多分、京都へのデート予定だったと思います。彼女は約束の時間に来ませんでした。僕は待っていました。彼女は昼の3時か3時半頃に来たと思います。理由は忘れましたが彼女は随分寝過ごして、もう今から行っても仕方ないと思い、風呂に入ったりしてゆっくりしていたそうです。でもなぜか昼も過ぎてから、香里園へ行ってみようと思ってやって来たのです。僕が居たので驚いた彼女は、「なんでこんなに待ってたの?」と言いました。僕は、「もし僕が約束に遅れて行って、謝る人が居なかったら本当に申し訳ないと思うから」と答えました。
 僕は待つことが本当に嫌いです。でも、いつも諦めないで待っていたような気がします。半年どころか10年以上も諦めないて待ったりします。けれど、本当に待つのは大嫌いなんです。でも待ってしまうのは、諦めの悪い性格なのか、相手が大大好きな人だからかのどちらかでしょうね。

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