2014年8月

 

某日> 子ども出版のAちゃんとビーフシチューを作った。僕が初めてビーフシチューを作ったのは15年くらい前だと思う。その頃はカレーも僕が作っていたから、カレーだけではと、レパートリーを広げようと作り始めたような気がする。その後、クリームシチューも作るようになった。息子のためにが当初の思いだったが、ビーフシチューはすごく好評で、何人ものファンができた。しかし、2003年12月に初めての詩集を出版してからはビーフシチューを作るパワーが出なくなり、2008年春に息子が高校を卒業した頃にはまったく作らなくなっていた。ところが2012年7月、Aちゃんと大阪ミナミの有名洋食店で食べたビーフシチューがひどいものだったので、翌8月に久し振りに作ったのだ。それからまた、時折作るようになった。Aちゃんの“最後の晩餐”のメイン料理は僕の作るビーフシチューだそうだ。

 

 

某日> 子ども出版のAちゃんとその友人のKちゃんと3人で京都へ行った。Kちゃんとはちょうど1ヵ月前に我が家の近くの駐車場で初めて会った。我が家から帰るAちゃんを迎えにきてくれたのであいさつだけしに行ったのだ。5分ほどの立ち話で彼女が気に入ったので、3人でゆっくりおしゃべりしようということになった。『ベルクール』でランチにした。この店は2年ほど前にオーナーシェフが代替わりしたが、創業の先代シェフの28年間の後半からお世話になっている。毎年1、2回だが15年ほどは通っている。その間に3000円のランチが3200円になり、この日は3800円になっていた。だが、松井シェフの「仔羊肉の七時間煮込み」の白いたっぷりのマッシュポテトと黒い肉とのコントラストに代表されるビストロらしいシンプルな美しさに対して、白波瀬シェフはレストラン風の美しい料理を目指しているのだろうか。僕はどちらも好きなのでこれからも通うつもりだが、白波瀬シェフが作った「仔羊肉の七時間煮込み」が食べてみたい!

 

 

某日> 大阪ミナミのビックカメラでデジカメを買った。パナソニックのGX7とG6の2台を3本のレンズ(20ミリF1.7、14-140ミリF3.5-5.6、そしてオリンパスの45ミリF1.8)と共に買ったのだ。今年の3月の月記で富士フィルムのX-T1を秋に新発売のズームレンズと共に買うつもりだと書いた。しかし、購入資金を準備して待っている間に、デジカメ1台とズームレンズ1本が、デジカメ2台とズームレンズ3本になってしまった。待つのが苦手な短気な僕だからというのもあるが、富士のレンズの重さがネックになったのだ。やはり本気で写真を撮るならカメラは2台必要だ。首に下げた1台でバシバシ撮るにしても、もしかのときの1台がバッグの中に必要なのだ。絶対に結果が必要なときには2台のカメラが必要なのだ。そうするとこの秋に富士のを1台買っても、後日もう1台買うことになる。そこで富士での装備を考えたら約2㎏になった。ところがパナソニックなら約1.3㎏なのだ。しかも富士なら必要な後日の出費もない。ということで画質を一歩譲ってパナソニックにした。コンデジ(コンパクトデジタルカメラ)ではないので沢山勉強をしないといけないのが大変だが、3年ぐらいかけて約35年前の腕を取り戻すつもりだ。

 

 

 

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