2024年11月

某日>僕の住んでいる枚方市では、小学校の修学旅行は平和教育として広島へ行くようです。そこでこの秋、市役所の人権政策課へ伺い、夏に初めてお会いして僕の詩を人権教育や平和教育に活用してほしいとお話ししたの方にお願いをしてきました。そのお願いとは、教育委員会の担当者を通じて修学旅行で広島へ行く各小学校へ僕のことを紹介して、僕の原爆詩や反戦詩を活用するように伝えていただきたい、ということでした。
 あれから随分経ちましたが、小学校からの連絡などは一つもありませんでした。
 約60年ヒロシマに心を寄せて作文を書いたり、歌を作って歌ったり、詩を書いてきました。2011年には、広島市のマツダスタジアムでのカープ対巨人の試合前セレモニーで僕の詩「8月6日」が朗読され、約3万人の入場者にその詩を印刷したポストカードが配布されました。2015年には、原爆ドーム前で4日間に1000人の方々に僕が書いた原爆詩などを印刷した「ヒロシマペーパー」を手渡しました。そして今年は、原爆ドーム前で4日間に約130人の方々とゆっくりお話ししながら、原爆詩4編を印刷した物と『詩と写真のポストカード』の「原爆ドーム夜景」、そして詩集『愛する心に優しい花が咲く』の抜粋版を3点セットにして手渡ししてきました。
 こんなふうにヒロシマと関わり続けてきて、今年も2紙の新聞記事になり、テレビ番組で7分半のニュース特集として放送されました。
 それでも地元の教育関係者からの連絡は一つもなかったのです。残念でしかありません!

 

某日>プロッターのM5手帳という5穴ミニサイズのバインダー式手帳が気になって、いろいろなYouTubeを見ました。僕は少年の頃から文房具が大好きだし、浮かんできた詩などを手帳に書くのでいろいろな手帳を買ってきました。そんな僕は人生の最後の手帳として革製の手に馴染む小さな物を探していたのです。

 ですから評判の良いプロッターのM5を一度使ってみたかったのですが、手帳本体とペンホルダーとバンドリフター(手帳を開かないようにするバンド)を合わせて1万5290円だったのです。バインダーの金具が、かつてファイロファックスの手帳などにも使われていたクラウゼ製なのもすごく気に入っていたのですが、今の僕には高価過ぎると思いました。加えて、やはり今まで何十年も詩の下書きメモとして使ってきた6穴ミニサイズと別のサイズにするのは不合理かなあ、とも考えてレイメイ藤井のダヴィンチ・ミニ6穴ジャストリフィルサイズ手帳のグリーンを買いました。

 ペン差しは、リフィル(用紙など)ジャストサイズなのに内向きに付いていて邪魔になるのでカッターで切り取りました。こういうデザインに仕上げる意味が分かりません!

 で、今月の冒頭写真のようにパイロットの手帳用ボールペン『クルール』(製造中止)を輪ゴムで留めて使っています。このボールペンで一つ残念なのはインクが黒色だけで青色が無いのです。僕は詩を細字で書くのは苦手なので、替芯を0.5ミリから0.7ミリに変えて使っています。

 

 

  

 某日>今年の初夏にワークマンのエアロストレッチ・クライミングパンツを3着買いました。長年ジーパンをメインにして履いてきましたが、古いジーパンばかりだからでもありますがストレッチ機能がなくてすぐに膝が出るのが嫌になっていました。そこでワークマンのパンツを試着したところ、すごく気に入って2色そして4日後にもう1色買ったのです。今年の夏はこの3着で心地よく過ごしました。

 そして涼しい秋がやって来ました。やはりジーパンの下にタイツというのは嫌なので、ワークマンで秋冬用の裏地起毛のエアロストレッチ・ウォームクライミングパンツを2色買いました。やはりすごく良いのです。

 ということで春夏用も秋冬用もワークマンのクライミングパンツになりました。全てLLサイズで全て1900円でした。安価で機能的で見た目も良い最高の普段着パンツですよ!(あまりにも気に入って電車でお出かけのときもこのパンツで……

 

 

 

 某日>僕は2024年11月末現在で1万3103本の映画を観てきました。観た映画名を手帳に記録するとき、『映画7点評価法』で点数も記しておきます。点数を決めるときに、今観た映画を整理して考えるという効用があるので、多くの人にお勧めしています。

 7点:『傑作』非常にすぐれた出来栄えの作品

 6点:『秀作』すぐれた出来栄えの作品

 5点:『佳作』出来栄えの良い作品

 4点:『標準作』もう一度観たいとは思わないが、面白かった

 3点:もう一つという作品だが、面白いところもあった

 2点:最後まで観たが、駄作

 1点:途中で観るのをやめたほどの、駄作

 もし悩んで決め兼ねたときには、6.5点などの中間点にします。“私的絶対値”で映画を評価する方法です。随分後でもう一度観たら点数が変わることも時にはあります。まあ個人的な記録なのでぱっと判断しています。

 僕は映画だけではなく、あらゆるものを7点評価法で採点します。世間では5点評価法が多いようですが、小学校の頃の通知簿のように中央の3点がすごく多くなりがちです。そして『食べログ』などの3.6や3.8という違いもなんかあやふやですっきりしないのです。

 ですから僕は迷ったときの中間点はありますが、7点満点で評価するのが良いように思っています。ちなみに4点の映画は、「出かけて行って、お金を出して観たけど楽しめたからいい」という感じの映画です。5点以上の映画は2回以上観る価値のある映画です。

 この秋に『コット、はじまりの夏』という2022年のアイルランド映画を動画配信で観ましたが5点でした。2日後にまた観ましたが、やはり5点でした。子どもが好きな方へお薦めの映画です。

 

 

 

   某日>久しぶりに一人で京都へ行き、御苑で紅葉の写真を撮ってきました。滋賀県から来られたご夫婦とお話ししたり、山口県と広島県からの22歳の友達同士のお嬢さんたちともお話ししました。それぞれ、お二人のスマホ写真を撮ってあげて、「鴨川の秋」のポストカードと『愛優』の抜粋版などをお渡しして、詩の話などを聞いていただきました。

 いつかまたどこかで再会できたらと思うような皆さんでした。

 

 

 

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