2021年12月

某日>京都市伏見区で生まれた僕は、3歳頃から映画を観ています。京阪電車伏見桃山駅近くの大手筋にあった映画館『伏見大映』が、僕の映画人生のスタートでした。ストーリーは覚えていませんが、歌や画面の記憶があった初めての映画は、木下惠介監督1957年『喜びも悲しみも幾歳月』です。伏見大映では、大村文武主演の『月光仮面』や大友柳太朗主演の『怪傑黒頭巾』なども観ました。
 小学生の頃から映画が大好きになり、中学生の時には将来は映画脚本家か映画評論家になろうと思っていました。
 その頃からずっと沢山の映画を観てきました。そしてこの2021年12月末までに観た映画が1万2511本になりました。64年間として年間195本という計算になります。ちなみに今年観た映画は301本でした。
 最後になりますが、本気で面白い映画が観たい方は、「髙木いさお映画」とネット検索して、僕のおすすめ映画200作品を観てくださいね。
某日>今年一年間、数々のウイスキーを飲みました。30mlのガラス瓶に入った“量り売り”も買いましたが、700mlや1000mlの物も買いました。
 今年飲んだウイスキーを五十音順に並べると、
【シングルモルト】
・アードベッグ10年 
★アベラワー12年ダブルカスクマチュアード
・アランモルト10年
・エドラダワー10年
・オーヘントッシャン12年
・カーデュ12年
・カリラ12年
・キルホーマン マキヤーベイ
・クラガンモア12年
・グレンアラヒー15年
・グレンゴイン10年
・グレンドロナック12年
・グレンファークラス12年
・グレンファークラス25年
・グレンファークラス105
★グレンフィディック 12年
・グレンモーレンジィ10年
★︎グレンリベット12年
★︎グレンリベット18年
・タリスカー10年
・ダルモア12年
・ハイランドパーク12年ヴァイキングオナー
・白州
・ブルイックラディクラシックラディ
★︎ベンリアック12年スリーカスクマチュアード
・ベンロマック10年
★︎ボウモア12年
・ポートシャーロット10年
・マッカラン12年シェリーオーク
・山崎
・ラガヴーリン16年
★︎ラフロイグ セレクト
★︎ラフロイグ10年
【シングルグレーン】
・知多
【ブレンデッド】
・オールドパー12
・シーバスリーガル12年
★︎シーバスリーガル12年ミズナラ
★︎シーバスリーガル18年
★︎ジョニーウォーカー赤ラベル
・ジョニーウォーカー黒ラベル
★︎ティーチャーズ ハイランドクリーム
・デュワーズ12年
・バランタイン ファイネスト
・バレンタイン21年
・ホワイトホース
(★︎:美味しいと思った)
 と45銘柄でした。添人の理解と友人の協力も得てのチャレンジでした。沢山のウイスキーを飲んで、「やはり一人ひとり違う味覚なのだから、合う合わないがある」ということが理解できました。誰かまたは多くの人が美味しいと言っていても、僕にとっては“別に”と感じることもよくありました。
 いわゆる1000円ウイスキーの『ジョニ赤』と『ティーチャーズ』の力量も確認できました。ハイボールならこの2銘柄で充分だと感じました。
 現在の結論としては、この2銘柄と12年物でシングルモルト、ブレンデッド各2銘柄、18年物でシングルモルト、ブレンデッド各1銘柄の8本があれば幸せかなあと思いました。
某日>映画とウイスキーについて話したら、次は美食です。
 例えば寿司は大好きですが、グルメ雑誌などで有名どころの寿司屋が「コース1万6000円税別のみ、料理5品と握り寿司10貫」などと記載されていたら、「そんなコースがあってもいいけど、寿司屋なら寿司10貫で勝負したら?」と僕は思います。そんな店でお酒も飲んで一人2万円ちょっとっておかしい。
 “美味しい寿司をちょっと摘む”というのが、寿司の正しい食べ方の一つだと僕は思うのです。
 寿司だけでなく、上は1万円でもいいけど、下は5000円くらいで一口お酒を飲んで食べられるような店が僕は好きです。もちろんそれが3000円ならもっとうれしいです。
 残る人生、僕は上限5000円ほどまでで飲んで食べられる美食店と付き合っていくつもりです。
 そんな素的な店を知っていたら教えてくださいね。

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