2020年9月

某日>この8月に完成して発売開始した、“詩と写真のポストカード”第2弾のP-5からP-12の8種が大好評です。ということに加えて、今までの全12種が1月から5月までに撮影した写真だったこともあり、1年の後半の写真で第3弾を出すことになりました。
 写真セレクトの結果、6月から12月までに撮影した写真を使ったP-13「白い紫陽花」からP-20「塀の上の雀」の8種で制作に入りました。
 僕自身が決めた、5行以下の短詩という制約の中での詩作に慣れてきたのか、今回は僕自身が大いに気に入った詩が幾つもあります。
 “詩と写真のポストカード”は、写真で選んで購入してもいいのですが、ぜひ詩もしっかり読んでくださいね。
 そして、全20種をクリアポケットのハガキホルダー(100均でありますよ)に、写真も詩も見られるように入れて、「◯◯さんにはこのポストカードにしよう!」と楽しく選びながら、“ちょこっとお土産”にしたり、手紙を書いて送ったりしていただけるとすごくうれしいです。
 よろしくお願いいたします。
某日>9月末から10月にかけて被爆地長崎を初めて訪問しました。今年に入ってすぐに計画していたので、新型コロナ騒動が収束していないのですが、僕自身の年々衰える体力のこともあって、予定通りに行ってきました。
 思っていた通り、坂の多い町だったので少しでも元気なうちに行って正解でした。
 当初、昨年も9月末から10月初めという同時季に石巻と女川へ一人でいったので、今年も一人でと思っていました。昨年の東北大震災の被災地への旅行は、「石巻市立大川小学校」、「女川町の蟻」という2編の詩を生みました。今年も一人で被爆地長崎へ行ってナガサキの詩が生まれたら、と思ったのです。
 しかし、僕と同様に九州へ旅行したことがなく、昨年はどこへも旅行へ行かなかったし、足腰が元気なうちにと考えて、添人も一緒に行くことにしました。
 僕は、主目的の被爆地を感じるために平和公園辺りを巡っただけでなく、県と市の教育委員会の方々に面談して子どもたちの毎日の笑顔のために僕の詩の活用をお願いしたり、観光協会の方に、外国人旅行者向けに『こどものためにあいうえお』〈改訂版〉の活用を相談したり、4つの書店の店長さんに挨拶に行ったりしました。
 電車で会った赤ちゃんを抱いたお母さん、山王神社で会った小学生たち、道で会った老婦人、名刺を落としたのを教えてくれた若い女性、飲食店で出会った方々、などなど多くの方々に“ヒロシマ、ナガサキの詩4編”のコピーを手渡しました。“詩と写真のポストカード”も多くの方に差し上げました。
 僕の詩が、長崎で出会った多くの人たちの心に残り、その詩が芽を出しぐんぐん育ち、やがて美しい花を咲かせ、そして素晴らしい実りとなることを心から願っています。

 

 

 

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