2008年1月

 

某日> 今年の秋に結婚30周年を迎える。その年の1月に、京都新聞社近くの今は無き「ギャラリーGA」で写真の個展をした。23歳だった。添人がせっせと案内ハガキを書いてくれた。僕は徹夜徹夜で写真を仕上げた。モノクロ写真30枚くらいで、個展のタイトルは「何気ない光景をさり気なく……」というものだった。昨夜は、今月撮った写真を息子と2人でプラズマTVの画面で観た。これがイイと思った写真じゃないものを「僕はこれやなあ!」と彼は言った。その折、友人に撮ってもらった僕の葬式用写真を観て、「なんで僕に頼まへんの?!」と。受験が片付いたら、彼に撮ってもらうことに決めた。

 

 

某日> この夏出版予定の詩集『愛と優しさの教育学概論』用の詩を書き上げる作業に入った。昨年も1月から『愛することと優しさについて その2』用の詩を書き上げ始めた。ところが同時に、いつ出版できるか分からない『らぶそんぐ』という詩集用の詩もチョコチョコ書き上がった。「恋愛のカリスマ高木いさおの詩集」とか帯に書いたら面白いだろうなあ、などと思いながら今も時々そんな詩を書いている。『らぶそんぐ』も『愛することと優しさについて その3』も『地球の広島、心の長崎』も、この夏出版予定の『愛と優しさの教育学概論』を含めての5冊が、コンスタントに売れ続けない限り出版されない、というかできない。読者の皆さん、口コミ宣伝をよろしく。

 

 

某日> 昨年8月に1ヶ月間の予定で始まった紀伊国屋書店京橋店の「高木いさおフェア」は、好評のため現在も継続中だ。そのフェアでの12月末までの5ヶ月間売れ数が分かった。4作品合わせてだが513冊が売れていた。買ってくださった読者の皆さん、本当にありがとうございます。皆さんのおかげで、たぶんバレンタインデーまでフェアが続きそうです。フェアが終わっても詩集コーナーには置いていただけるので、今後ともプレゼントなどに活用してください。なお、結婚の引き出物などにされるときは、30冊でも1000冊でもサインをしますので、子ども出版へご相談ください。

 

 

某日> 新年始めての書店行きだから、僕の詩集を買う人を見たら、お年玉としてお好きな詩集を差し上げようと、フェア開催中の紀伊國屋書店京橋店へ行った。友人へのプレゼント用にと『愛することと優しさについて』を買ってくださった女子大生Sさんに、『雲のある風景』をサイン本にしてプレゼントした。毎日僕の詩を読んでくれている可愛いお嬢さんから「握手してください!」と言われて嬉しかった。プレゼントで思い出したが、今年から、1年間に届いた読者ハガキの中から抽選で3名を選び、サイン本を翌年1月中に送らせていただくことにした。どの作品が送られてくるかは分かりませんが、楽しみにして読者ハガキを出してくださいね。1人で4作品の読者ハガキを出してくださるような方が居たら面白いなあ、と思うのですが……。

 

 

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