2007年9月

 

某日> 紀伊国屋書店の堺北花田店へ「人生詩の合同フェア」(僕が勝手に命名)を見に行った。おすすめの本コーナーというスペースで何人もの方の詩集が平置きされていた。なぜか『愛することと優しさについて』<携帯版>のみがなく、他の3作品が左奥に置かれていた。「頑張れよ!」と声をかけて、静かにその場から離れた。合同フェアを見て思い出したが、僕の詩を読んだ方から「○○さんの詩に似ていますね」と言われたことがある。2人の方から別々の名を言われた。坂村真民氏と相田みつを氏だ。この場を借りて(と言っても僕の月記なのだが)、はっきりと言わせていただく。ご両人のと僕の詩はまったく違います。人物画ということでは同じでも、ピカソの人物画とルノワールやゴッホの人物画は同じではない。どう生きるかということを書いても、ご両人のものと僕の詩では随分違うと思いますよ。

 

 

某日> パソコンの液晶画面が故障で修理に出した。前のパソコンもそうだったが、いい値段がするのに、いつまでも故障しやすいパソコンというものはどうなんだろう。パソコンについてまったく知らないに等しい僕が言うのはなんだが、小学生までが家庭でパソコンをいじるようになってもう10年位になると思う。それなのに値段があまり下がっていない。「内容が良くなってる!」と言われるだろうが、そんなことは当たり前だ。ビデオレコーダーを思い出せば分かる。僕が初めて買ったビデオレコーダーは29万8000円だった。(もちろん少しの値引きはあった)。で最後に買った(すなわち、現在時折使用している)ビデオレコーダーは2万円くらいだった。内容は2万円の方がずっとずっと良いものになっている。20年間のことではあるが、パソコンはどうなのだろう。ネット検索とメールのやりとりと映像・文書の保存ができて、B5サイズの5万円なんていつ出るのだろうか。

 

 

某日> 心斎橋そごう百貨店12階の三省堂書店で、僕の4作品を置いていただけることになった。この夏からは心斎橋アセンスさんでも置いていただいている。以上2店は子ども出版の営業担当がお願いしてのことだが、お願いに行ったら、「もう置いています」と言われた店がある。なんばパークス5階の旭屋書店なんばパークス店だ。3店とも“オシャレ”をすごく意識している書店さんだと思う。僕の詩の読者の方には僕と違ってオシャレ指向の方も多そうなので、「以上3店をぜひのぞいてみてください」とお願いしておきます。

 

 

某日> 昨年の9月に紀伊国屋書店京橋店へ行ったら「京橋店の詩集コーナーで、1年以上1番売れている詩集です。170冊以上売れています。」というポップがあり、本当に驚いた。『愛することと優しさについて』<携帯版>が止まることなく売れているのは分かっていたが、まさか詩集の中で1番売れているとは思わなかった。すぐに、置いていただいている各書店の年間売れ行き調査をしたら、紀伊国屋書店の梅田本店、高槻店、そして京都店でも年間売れ数第1位。旭屋書店本店やツタヤの東香里店(枚方市)でも年間第1位だった。すごくすごく嬉しかった。そんなことがあったので、今年は8月から紀伊国屋書店の京橋店さんが「高木いさおフェア」をしてくださっている。8月が好調だったので、フェアは9月も延長開催していただき、本当に喜んでいた。そして9月末には「順調に売れ続けているので、もうしばらくフェアを続けます」と言っていただいた。嬉しさを通り越して、少し驚いている。担当のOさん、仕入れのM氏には感謝、感謝です。こんなに長くフェアをしていただけたことで何百人の読者を得たし、買ってはいただけなかっても、沢山の方に立ち読みしていただいたり、書名や著者名を覚えていただけた。先日行ったら「京橋店で400冊以上売れています」のポップがありました。『その2』もこんな風に売れ続けますように!

 

 

 

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